初めてのマルチ張りと夏野菜の定植!菌ちゃん農法実践記

特にピーマンとミニトマトは、黒マルチの影響で葉が焼けたり、茎が折れたりと、思わぬダメージを受けてしまいました。 ガーデン
特にピーマンとミニトマトは、黒マルチの影響で葉が焼けたり、茎が折れたりと、思わぬダメージを受けてしまいました。

マルチ張りの工程

初めてのマルチ張りは少し緊張しましたが、実際の作業に入るとその手間に驚きました。まず、雨が降った後のタイミングを見計らい、畑に出向きました。マルチを張る目的は、糸状菌に最適な環境を作るためであり、これにより土の中の水分と空気のバランスを保つことができます。それまでは、なるべく自然に近い農法を目指していたため、マルチを避けていたのですが、菌ちゃん農法では重要な工程です。当日は一人での作業だったので、畝が曲線を描く我が家の畑では特に難しかったですが、ゆっくりと作業を進めました。最初の畝が終わると、少し達成感が湧き、最後には二畝ともなんとか完成させました。次はこの状態でしばらく寝かせ、いよいよ種まきの準備を進めます。一人で作業をやりきったという達成感は、農作業の魅力の一つです。

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定植の準備と作業の進行

マルチを張ってから約2か月後、いよいよ定植の時期が来ました。今回は、先輩農家である「こだま農園」さんにお邪魔し、夏野菜の定植作業を手伝いました。お手伝いの報酬として、ピーマンやナス、ミニトマト、ズッキーニなど、たくさんの苗を譲っていただけたのは嬉しい誤算でした。我が家の畑に戻り、その苗を一つ一つ丁寧に植え付けていきました。自宅で育てる野菜の楽しみは、土を触りながら作物が根付いていく様子を見守る瞬間です。特にピーマンやナスは、育てやすく初心者向けの野菜ですが、植え付けの際は適度な間隔を保つことがポイントです。ズッキーニは大きくなるため、少し広めのスペースを確保しました。夏に向けて成長が楽しみで、定植作業が終わると次の作業に向けて気持ちが高まりました。


苗の成長過程と問題点

定植後1週間ほど経つと、いくつかの苗に異変が見られました。特にピーマンとミニトマトは、黒マルチの影響で葉が焼けたり、茎が折れたりと、思わぬダメージを受けてしまいました。これらの問題の原因は、日中の温度が上がることで、黒マルチの隙間から熱気が苗に当たり、ダメージを与えたことにあります。事前に菌ちゃん農法のオンライン講座で確認したところ、苗を植えた後は熱気が苗に直接当たらないよう、マルチ穴の周りに土をかぶせる対策が推奨されていましたが、見落としてしまったため、慌てて土を追加でかけ直しました。こうした対策が遅れたことで、初めての定植での学びとなりました。

特にピーマンとミニトマトは、黒マルチの影響で葉が焼けたり、茎が折れたりと、思わぬダメージを受けてしまいました。
特にピーマンとミニトマトは、黒マルチの影響で葉が焼けたり、茎が折れたりと、思わぬダメージを受けてしまいました。

それでもズッキーニは順調に成長しており、特に雌花が咲き始めた様子は畑全体に活力を与えてくれるように感じました。ゴーヤもこの頃仲間に加わり、順調に成長しています。定植から少し経つと、畑は一気に緑が濃くなり、生命力あふれる空間に変わっていきました。

苗を育てる際には、環境の変化に注意しなければならないことを痛感しました。特に黒マルチは、保温性が高いため、温度管理が重要です。次回はマルチを使用する際のポイントをしっかり確認し、適切なタイミングで土をかけるなど、対策を万全にするつもりです。

このように、定植後の管理は非常に重要です。今回は黒マルチの熱気に注意を払うべきでしたが、こうした失敗から学び、次に活かすことが農業の醍醐味です。また、苗の成長を見守る過程で気づくことも多く、日々の小さな変化に敏感になることが、成功への近道だと感じています。

農作業は失敗を重ねながら成長していくものです。今回の経験を通して、苗がどのような環境で最もよく育つのか、また、そのためにどのような準備が必要なのかを学びました。次は、さらに多くの野菜を育て、豊作を目指して日々の作業に励みます。農業は自然との対話であり、失敗を恐れず挑戦することで、より良い結果を得られると実感しました。

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ズッキーニの成長と初収穫

ズッキーニの成長は驚くほど順調でした。特に雌花が大きく咲き、毎日畑を見回るたびにその勢いに感心していました。しかし、雄花の成長が追い付かず、受粉できなかったズッキーニがいくつかありました。それでも、ズッキーニの初収穫は喜びに満ちた瞬間でした。自家栽培ならではの醍醐味は、この初収穫の感動にあります。早めに収穫した小さなズッキーニを使って、味噌汁や炒め物にしていただきました。自分で育てた野菜の味は格別で、苦労して育てたからこそ、ひとつひとつの実が愛おしいものです。

また、この頃からゴーヤも仲間入りしました。畑がどんどん賑やかになり、夏の食卓が楽しみです。家庭菜園では、小さな変化に気付きやすく、毎日の観察が作物との対話になります。ズッキーニはこれからもどんどん成長し、さらなる収穫が期待できそうです。初めての収穫の喜びは、何度経験しても特別なものだと実感しました。

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糸状菌の成長状況

菌ちゃん農法の重要な要素である糸状菌の成長は、畑全体の健康を支える鍵です。畝を作ってから2か月が経過し、ようやく糸状菌が目に見える形で現れ始めました。特に、落ち葉や竹の葉に白い糸状の菌がつき始め、その姿を見ると、菌がしっかりと根を張っていることを実感しました。糸状菌は土の中で栄養を循環させ、植物の根に必要な栄養素を届けてくれる重要な存在です。この成長を見守ることができるのは、菌ちゃん農法の魅力の一つです。

糸状菌がしっかりと育つ環境を整えるためには、適度な湿度と空気の流れが必要です。今回、マルチを張ったことで、地表の湿度を保ちつつ、土壌内に空気が入りやすい状態を作れました。これにより、菌がより一層活発に活動できる環境が整いました。

菌ちゃん農法は、植物だけでなく、土の中の微生物との共生を大切にする農法です。糸状菌の成長を確認しながら、これからも土壌改善に取り組んでいきます。植物の根が栄養を吸収しやすくなることで、より豊かな作物が期待できるでしょう。

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